組織づくり

医院の組織化が院長の悩みを解決する

「言ったことを、何でやってくれないんだろう……」「ウチの医院は大変なのに、この危機感や焦りがなぜ伝わらないんだろう……」「うるさく言えばやる気を無くすが、放っておけば基準が下がる」という焦燥感とともに診療に経営に追われる毎日。やがて「院長の気持ちは、院長にしか分からないから仕方が無い」と割り切ってみるものの現実は変わりません。
組織力が上がってくれば、このような悩みや院長依存度を大幅に減らすことができます。
「スタッフ教育」という言葉をよくお聞きになるでしょうが、「医院の組織化」というアプローチはあまりお聞きになったことが無いかもしれません。しかしスタッフを教育しても「効果が薄い」とか「直ぐに元に戻ってしまう」ということを実感されたことはありませんか?スタッフ教育だけを実施しても、あまり改善効果は期待できません。何故ならば教育が本当に必要なのはスタッフではなく院長だからです。そして教育効果を長続きさせるためには仕組みが必要です。それが組織をつくっていくための「マネジメント」です。

あなたの医院が組織化できると

組織化が出来た状態とはどういうことをいうのでしょう。様々な見解があると思いますが、私は次のように定義しています。

院長の掲げるビジョンに対して、医院スタッフが共鳴し、その達成のために一丸となって、明確な役割分担のもと、組織の規律を守りながら、都度細かい指示を受けなくても、自分の頭で考えて主体的に動き、顧客満足と組織貢献を追求しているチーム状態。

想像してみてください。もしあなたの医院がこのような状態になったとしたら、どのようなお気持ちになれるでしょうか?
自分の医院が今以上にとても誇らしく思え、毎日やりがいに満ちあふれた情熱的な日々を送ることができ、将来への期待感が大きく膨らんでいくのではないでしょうか?

組織化を図っていくための考え方であり、具体的な手法がマネジメントですが、一般企業では1920年代にアメリカの企業でマネジメント技術が発展し、日本でも1950年代からマネジメントを用いた経営が一般化するようになりました。
一方で歯科医院の院長先生の中で「マネジメント技術を高めて医院を組織化していこう」という明確な狙いを持っていらっしゃる方には、ほとんどお会いしたことがありません。
現代の歯科医院経営においてはマネジメントに対する要求が急速に確実に増しています。また医院の組織化こそが他の医院と差別化する上での決定的な要素になります。
最新の医療機械、メニュー、マーケティング施策を導入して差別化しても、近隣医院にすぐに模倣されます。しかし組織の差別化は色褪せることがありません。あなたの医院を組織化する。それこそが最強の差別化戦略ではないでしょうか。

著者プロフィール

ホワイトエッセンス株式会社
代表取締役 坂本 佳昭

日本最大の審美歯科チェーン「ホワイトエッセンス」の創業者。最新刊「院長依存から脱却できる医院組織のつくり方」を始めとし、執筆、取材、講演実績多数。

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