経営のことは税理士に聞いても分からない - 歯科医院経営講座~次のステップを目指す歯科医師のための~

経営のことは税理士に聞いても分からない

税理士は税務のプロの資格であって
経営のプロではない

院長の中には盲目的に
税理士の経営アドバイスを信じる人がいます。

税理士は税務のプロの資格であって
経営のプロではありません。


部下を何十人も持って
会計事務所を発展させている方や
個人でもプロのコンサル顔負けの
凄まじい税理士さんもいらっしゃいますが、

私の独断と偏見ではそんな方は
100人に1人いるかいないかです。

税理士は基本的には歯科医師と似ており
職人気質で人に任せられず、
何でも自分でやってしまう方が多いのです。

また会計事務所は
あまり投資を必要としないため、
お金の増やし方も上手ではありません。

そもそも税理士が作成する決算書は、
税務申告のために作成したもので、
経営の役には立ちません。


能力が不足している税理士は
二言目には

「利益を増やすには
売上を増やすか経費を減らすしかない」
と言います。

もしくは「順調ですねー」の太鼓持ちです。

決算書を読むことは経営の基本

院長先生にお勧めしたいのは
会社四季報や決算書の読み方本を参考にして、
決算書を読む勉強です。


歯科医院の平均的な決算書も
インターネットを検索すれば
結構な数が掲載されていますので
自医院と比較できます。

数字が苦手という発言をされる方も
いらっしゃいますが、

歯科医師は理系なので
普通の人よりも断然数字が得意なはずです。

決算書は決して難しいものではありません。

1日2時間程度を勉強すれば
2〜3週間で自分の医院の問題点が
分かる程度に読めるようになります。


決算書が全く読めないということは
歯科診療であればX線写真を読めないで
診療を始めるようなものです。

トンネルにサングラスをかけて
ドライブしているような状態で
経営しなければならず、
不安な気持ちに陥りやすくなります。

くれぐれも数字分析を税理士さんに
委ねるようなことはしないほうが良いでしょう。

オススメの動画を
ぜひご覧ください!

ここだけ分かっていれば安心!決算書で最も読むべき箇所

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ここだけ分かっていれば安心!決算書で最も読むべき箇所

※歯科医院経営動画サイトに無料登録していただくことで視聴出来ます。

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