経営者意識度チェック:理想の歯科医院の経営者像 - 歯科医院経営講座~次のステップを目指す歯科医師のための~

経営者意識度チェック:理想の歯科医院の経営者像

下記の表は、経営者意識度チェック表です。
一度チェックが入るか行ってみてください。

理想の経営者意識度チェック

1.従業員から好かれる院長になるため、従業員の意見はどんどん採用していこうと思う

2.院長と従業員での一体感を作り出すことが目標達成の上で大切である

3.重要なことは従業員と相談して決めた方が良い

4.従業員の定着率が高いのは良い組織である

5.院長は従業員の反対意見に対して、謙虚に耳を傾けるべきである

6.少なくとも1年先の経営計画が出来ていなければならない

7.院長はいつも元気な態度をとるように心がけることが必要である

8.ミーティングやスタッフとのコミュニケーションは大切だが、少しでも多くの患者さんを診てあげることの方が大切である

これらのチェック項目は、いくつかの経営書籍から参考抜粋して院長先生向けに編集したものです。
答えが100%正しいとは限りませんが、次の解説をお読みいただければ納得感があると思います。

 

経営者意識度チェック解説

1.従業員から好かれる院長になるため、従業員の意見はどんどん採用していこうと思う
NG!経営者は常にスタッフのためになることだけを行っていてはなりません。

》歯科医院における歯科医院における理想の経営者とは

2.院長と従業員での一体感をつくりだすことが目標達成の上で大切である
NG!経営者がリーダーシップを発揮し、従業員がそれにつき従う「一丸」と全員が同じ意識になる 「一体感」では言葉の意味が違います。

経営者(院長)と従業員(スタッフ)の立場の違い

3.重要なことは従業員と相談して決めた方が良い
NG!従業員の意見を参考に聞くのは良いですが、経営者は孤独になって意思決定する必要があります。

経営者(院長)の責任とは

4.従業員の定着率が高いのは良い組織である
NG!「定着率が低い=ダメな組織」と一概には言えません。
経営者にとって重要なのは、優秀な従業員の定着率を高めることであって、一般的従業員の定着率を高めることではありません。

スタッフの定着が悪い医院は良くない組織?

5.院長は従業員の反対意見に対して、謙虚に耳を傾けるべきである
NG!経営者がいちいち従業員に意見を求め、反対意見を説得して回っていたら経 営は出来ません。院長先生が一度やろうと決めたことは誰が反対しても結局は実行すべきです。

》経営判断は院長先生が決断する

6.少なくとも1年先の経営計画が出来ていなければならない
OK!経営者であれば少なくても1年間の経営計画ができていなければなりません。忙しさを理由に院長先生が歯科医院の将来像を描かないまま診療行為に没頭することは、経営者(院長)の本当の仕事ではなく逃げなのです。

》歯科医院のビジョンを明確にする

》経営判断は院長先生が決断する

7.院長はいつも元気な態度をとるように心がけることが必要である
OK!自信の無い院長先生、元気のない院長先生にスタッフはついてきません。例え虚勢であっても、明るく自信を持って元気に振舞わなければなりません。

》院長先生が元気で明るいと、経営が順調になる

8.ミーティングやスタッフとのコミュニケーションは大切だが、少しでも多くの患者さんを診てあげることの方が大切である
NG!医院を組織化させるためには、スタッフ個々の考えを把握することが第一歩であり、そのためにミーティングや朝礼が必要不可欠です。スタッフとのコミュニケーションの時間を作りましょう。

》スタッフ教育の第一歩は、ミーティングから!

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院長の経営者としての役割と優先順位とは?

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