幹部スタッフの見極め - 歯科医院経営講座~次のステップを目指す歯科医師のための~

幹部スタッフの見極め

適性が無い人材を
管理職(幹部)に登用すると、
組織がバラバラになってしまいます。


では、管理職に登用するスタッフは
どのような基準で見極めるのでしょうか?

勤務医のように
歯科医師の資格を持っていることや
勤続年数が長いことが

管理職として
相応しいわけではありません。

むしろそこに囚われていると組織が成長せず、
ポテンシャルの高い人材の可能性をつぶします。


ここでは特に管理職にすることで
問題が大きくなる3つのタイプをご紹介します。

1)部下のミスを許せず追い詰める
「部下クラッシャー」

⇒このタイプは凄く仕事が出来ます。
平均的なスタッフの3倍の成果を上げます。

しかしこのタイプが
分院長やチーフなどの管理職になると、
離職率が格段に増加します。


何故ならばこのタイプは人の強みではなく、
弱みばかりに焦点を当て、
常にイライラしているからです。

自分のやり方だけが正解と思っています。

仮に優秀な新人がいても、
それを見出すことが出来ず、
潰してしまいます。

自己愛の強い
最強のリストラマシーンです。

2)嫌われることが怖くて
「スタッフの愚痴を聞く神父様」

⇒このタイプはビジョンや目標達成よりも
人間関係重視です。

人から嫌われることを恐れて
相手に同調する癖があるので、

意識の低いスタッフは
このタイプの管理職を
自分の良き理解者として見るようになり、
一見人望があります。

このタイプは抽象的に考える力や
コンセプチュアルスキル(概念理解力)
の低い人が多く、

院長のビジョンや価値観を
ほとんど理解できておらず、

経営者目線も持っていませんので、
院長の考えを部下に咀嚼して
伝えることが出来ません。

「それ、院長が言ったから......やって!」が
部下に対する口癖です。

このようなスタッフを管理職につけておくと
スタッフは院長のことが嫌いになります。

3)規律を守らない自由人
「ルーズウイルス」

⇒遅刻する、提出期限を守らない、
決められたことをやらないなど、

規律に対してルーズなスタッフを
管理職にすると、

誰も規律を守らなくなり、
もはや組織では無くなります。

オススメの動画を
ぜひご覧ください!

幹部の選び方! 院長の右腕にふさわしいスタッフとは?

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幹部の選び方! 院長の右腕にふさわしいスタッフとは?

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