歯科衛生士の定着が悪い医院は良くない組織? - 歯科医院経営講座~次のステップを目指す歯科医師のための~

歯科衛生士の定着が悪い医院は良くない組織?

歯科衛生士の定着が悪い組織、
従業員の平均勤続年数が短い組織というのは、
悪い組織だと思いますか?
経営者失格だと思いますか?

業績が大きく伸びている会社では、
どうしても組織の成長速度に
ついてこられない社員が発生しますから、

決して定着率が低い=ダメな組織と
一概には言えません。


顧客満足の視点で考えると、
組織の方針や組織風土に
合わせようとしない人間は、
早々に辞めていただいたほうが
お互いのためです。

経営者にとって重要なのは、
優秀な従業員の定着率を高めること
であって、
一般的従業員の定着率を高めること
ではありません。

開業当初の従業員が
ずっと組織に定着している状態が
理想と考える院長先生もいらっしゃるでしょう。

しかし開業当初から
優秀な人材を集めるのは困難です。

優秀な人材は比較的安定した
大きな組織を好みます。

まだ実績を上げていない開業当初の組織が
優秀な人材を確保するのは
宝くじに当たるようなものです。

また、経営者以上の能力をもった従業員は
決して入ってきません。

開業当初は経営者として新米ですから、
優秀な従業員を確保することは難しいのです。

ですから、経営者は
自分の取り分を減らしてでも
優秀な人材に対して厚遇すべき
です。

歯科医院によっては、
院長先生と従業員の年収のバランスを
見直すべき場合もあるでしょう。

それが組織の成長という形で
経営者自身に返ってきますから、
多少の出費を惜しんではいけません。

反対に経営者は組織を、
働かない従業員に対して
居心地のいい場所にしてはいけません。

外部から見れば誰がどう見ても
解雇すべき従業員に対して、

経営者自身も解雇すべきことに
内心では同意をしていながら、

解雇の意思決定ができない経営者も
いらっしゃいます。

解雇の意思決定は
経営者にとって苦しいことでしょう。

しかし放っておけば
クライアントの満足度を下げますし、
他の従業員の士気にも影響します。

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なぜスタッフの定着率が悪いのか?本質的な理由がわかります。

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