歯科衛生士の採用力強化!~採用面接時の心得~ - 歯科医院経営講座~次のステップを目指す歯科医師のための~

歯科衛生士の採用力強化!~採用面接時の心得~

歯科衛生士の採用力を大幅にUPする
採用面接時の心得」についてお伝えします。

面接時についつい言ってしまう
求職者の不安を煽るネガティブワード!

・覚えることたくさんあるけど大丈夫?

・通勤時間長いけど、平気?

・人手が足りていないから、
入社してくれると本当に助かる

・残業してもらう日もある

・忙しくてあまりかまってあげられないけど
見学していってね


お心当たりはありますか?

昔と違い、多忙とわかっていて、
喜んで入職希望する衛生士はいません。

嘘はいけませんが、
余裕のある医院を演じることも必要です。

どのようなイメージをもつかは求職者次第です。

良かれと思い、
求職者にネガティブワードを伝えてしまうと

口コミで広まり、
今後の採用活動に影響が出てしまいます。

医院見学時に、
良い印象を与える行動とは?

・医院見学時には診療アポを切って、
余裕ある対応を心がける

・院長先生自らがスタッフに任せるのではなく
明るく挨拶、歓迎感を出す

・見学は医院内の一番信頼できる
衛生士を付けて対応する

・最後に必ず既存スタッフに
質問できる時間を設ける


見学時はまだ、
医院の従業員ではないことを理解しましょう。

まさかと思いますが、
医院見学時に次の行動はNGです!!

・求職者を放置する

・対応を末端のスタッフに任せる

・見学があることをスタッフに周知していない

・院長が笑顔で声がけしない

・質問があるか聞かない

・他の従業員に紹介しない


ここまで気をつけても
入職後すぐに退職してしまった・・・・
なんてことも

そこで、
活躍していく衛生士かを判断する
面接時の「見極める質問」です。

見極める質問

1)前職の退職理由を聞く

・退職を考えるようになったきっかけは何ですか?何が決め手になりましたか?

・この条件があったら、現職に残っても良いなと思うものを教えて頂けますか?

・応募いただいた仕事とこれまでの仕事の違いはどのような点にあると思いますか?

・前職(現職)の院長先生とはどのような方ですか?どう評価されていましたか?

・前職(もしくは現職)の職場で、ストレスに感じていたことは何でしたか?


<こんな発言・態度だったら要注意>

・以前の就職先の上司や組織の批判をする

・プライベートと仕事の両立をしたい

・虚弱体質、遅刻や欠勤の多さが伺える発言

・目線を合わせない、汗、震え、自分は悪くない等の発言

・自分の求めている仕事ではなかった

特に、退職理由を
会社や他人のせいにしている場合や、
やりたい仕事がコロコロ変わっている場合は
注意が必要です。

2) 「人間性」「性格」の見極め

・これまでの人生において挫折したことは?その時、どう対処しましたか?

・過去の経験の中で、目標に向かって努力してきたことはありますか?

・そして、その目標を達成するために具体的にどのような努力をしてきましたか?

・3年後(もしくは5年後)どのようなキャリアを描いてらっしゃいますか?

・仕事に限らず、恒常的に学んでいること、勉強していることはありますか?

・ご自身の改善すべき課題を教えてください。また、課題を克服する為に行なっていることはありますか?


<回答でチェックするポイント>

・継続性はあるか?試練を乗り越えられるか?

・自分の欠点を理解し、改善しようとする姿勢が見えるか?

・愚痴や組織批判をしていないか?

・挨拶がちゃんとできているか?


他の求職者との比較判断のためにも
求職者全員に同じ質問をします。

入職辞退の理由でもっとも多いのは、
通勤距離・通勤時間が長いという理由です。

面接・医院見学後の「やっぱり距離が・・・」
という断り文句は、
期待を上回る魅力を与えられなかった
可能性があります。

歯科衛生士採用のトレンドを把握し、
衛生士に魅力的に映る医院づくりに
取り組んでいきましょう。

オススメの動画を
ぜひご覧ください!

採用してはいけないNG人材の見極めと
医院見学の注意点

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採用してはいけないNG人材の見極めと医院見学の注意点

※歯科医院経営動画サイトに無料登録していただくことで視聴出来ます。

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