歯科衛生士がすぐに辞める原因と早期退職を防ぐ対策は? - 歯科医院経営講座~次のステップを目指す歯科医師のための~

歯科衛生士がすぐに辞める原因と早期退職を防ぐ対策は?

「院長先生、お話しがあります」

スタッフからそう言われ、
ドキ!っとした先生も多いのではないでしょうか?

スタッフ定着の問題は、
多くの院長先生を悩ませる
医院運営の悩みの種です。

日本歯科衛生士会が
歯科衛生士7,869名に聞いた調査*1では、
3年以内に退職した衛生士の割合は
30%を超えています。

また、歯科衛生士の離職者数は
15万人にも上ります。

参考記事
https://style.dental/dstyle/list/career/416/

一方で、スタッフ不足が問題の中、
スタッフが定着している医院もあります。

各種データを紐解き、
その様なスタッフが辞めていかないために、
どの様にすればよいのかを読み解いていきます。

歯科衛生士は、仕事が好きなだけでは続かない!

好きだけじゃ続かない

日本歯科衛生士会の調査*1では、
8割を超える歯科衛生士が、
「衛生士の仕事が好き」と答えています。

また、同様に8割を超える人が、
「現在の仕事にやりがいを持っている」と
回答しています。

 ただ、その一方で、
「もし、今、「職業」を自由に選べるとしたら、
衛生士を選びますか?」という質問に対しては
3割しか選ぶと回答していません。

このギャップこそ、
歯科衛生士が定着しない理由ではないでしょうか?

辞めたくなるのは、人間関係とお金の問題

働き続けるのがつらい

同じく、
日本歯科衛生士会の調査によると、
6割を超える歯科衛生士が
「転職を考えたことがある」と答えています。

また、3割の方は、
「歯科衛生士以外の職への転職」を考えています。

その理由は何なのでしょうか?

その理由として最も多いものが、
給与待遇面・人間関係となっています。

この傾向は、
新卒の歯科衛生士ではさらに顕著で、
就職先を選ぶ理由の一位が
職場の人間関係と答えています*2

SNSで転職を考えている
歯科衛生士の本音を探すと、
下記の様な投稿が出てきています。

仕事が好きでやりがいはあっても、
続けていくことができない
といった気持ちが想像できます。

歯科衛生士を募集かけても来ない。人材不足。らしいんだけど、まずこの業界に問題あるんだよね。歯科衛生士同士の人間関係 医院長(理事長)の人間性の問題 給料の問題 大抵、医院長か歯科衛生士のどちらかの問題で辞めて、もう歯科で働きたくない人が沢山いる。
https://twitter.com/f1u2k3a4i5/status/1359732569361633280?s=20&t=fuxjjlDtCcTKw_5v3NOL1Q

歯科衛生士の離職率多い理由は人間関係だけではなく、雇用労働条件では?なぜ一般企業みたく最初に掲示しないの?(じゃあ一般企業行けよってリプいりません。)あ、そういえば友達が「開業医は一般社会人経験ないやつ多いから杜撰なんだよ自分中心だし」と言ってた通り
https://twitter.com/ryujin_diet/status/1538569195507490816?s=20&t=fuxjjlDtCcTKw_5v3NOL1Q

新人衛生士の早期退職を防ぐために最も大事なコト

新入社員教育で大切なこと"

歯科医師の悩みの多くは、
人間関係とお金と言われています。

そして、それは衛生士も同じであり、
人間関係とお金で離職していくことが多いです。

そのため、身も蓋もない話ですが、
スタッフを定着させていくには、人間関係が良く、
給与・待遇面でも働きたいと思える
職場環境を作ることが必要となります。

スタッフの離職に悩む院長先生へ

本記事は、クインテッセンス出版より発刊された
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出典)

*1 歯科衛生士の勤務実態調査報告書 令和23

*2 令和元年度~令和2年度 歯科衛生士の働き方と早期離職予防に関する調査 田野 ルミ 国立保健医療科学院生涯健康研究部 主任研究官

*3 歯科衛生の人材確保・復職支援等に関する検討会報告書 

*4   2022年613

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